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あなたにとって一番価値のあることは何ですか?
この「自信がない人が「自己肯定感」を高める方法」は、12ステップからなっています。まだ、STEP1~STEP10までをお読みでない方は、ぜひ、こちらを先にご覧になってください。
STEP1 心を癒しながら、自分の中に明るい光を見つける「ブライト・ライト・ワーク」
STEP3 心を見つめるためにー認知行動療法的な見方から学ぶ
STEP5 穏やかな心を取り戻すためにー許すことの大切さとセルフコンパッションについて
STEP8 潜在意識にあるビリーフがあなたの人生を創っていく
STEP9 ビリーフから抜け出すためにーABCDE理論について
STEP10 あなたのビリーフ(心グセ)を変えるためのマインドチェンジ
人生をどのように生きていくか。
現代の日本に生きる私たちは、自分で自分の人生を選択することを許されています。
ところが、「自分の人生の目的やミッションはこうです」と語れるかといえば、むずかしいかもしれません。
自分の人生をそこまで考えることなく生きていたり、あるいは、どのように生きることなのか、求めても答えを見つけられないでいることも多いのではないでしょうか。
ビリーブセラピーでは、本格的な人生の目的やミッションを見つけるための講座は、別途ミッションカレッジというプログラムがありますが、ここでは、よりよく生きるために、自分にとってはどのようなことが一番価値のあることと思えているのか。これをある程度知ることができたならば、その価値を大切にし、その価値に沿った生き方を実現しようとすることができるようになります。
今回は、自分にとって、どのような価値を大切にし、どのような強みを生かして人生を生きていけば、自分らしい人生といえるのか、そのヒントとなるアプローチをご紹介したいと思います。
自己啓発の本では、「人生の価値や目的」について、色々なアプローチや考え方が紹介されていますが、ここでは、「正負の法則」を書いたドクター・ジョン・F/ディマーニの「ザ・ミッション」(ダイヤモンド社)の9つの価値からみていかれたらと思います。
また、強みについてもご紹介をしておきたいと思います。
STEP10の中でも、「自分の強み」について考えていただきましたね。自分の強みや、自分がこれだけは自分の真珠の部分として信じられると思えるものをつかんでおくことは、自己肯定感にとっても、とても大事なことです。
強みとは、いわゆる「スキル」のことではなく、自分の心や行動においての「得意」な分野と考えるといいです。
例えば、自分は創造性にたけているとか、自分は忍耐強いとか、責任感が強く誠実だ、リーダーシップが取れる、思慮深いとか親切心がある、勇気があるなどの特性のことを指します。
STEP11では、ポジティブ心理学を提唱したマーティン・セリグマンとクリストファー・ピーターソンが開発した、VIA-ISテストで自分の強みの発見をすることができます。
「お勧めのセルフワーク」で紹介していますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
A 7つの領域から自分にとって一番大切な価値を見つけましょう
ディマーニメソッドでは、人はそれぞれの大事な価値観を以下の7つの領域に分けています。たいていの人は、どの価値も多かれ少なかれ持っているのですが、その中でも、特にその人が強く感じている価値、実現させたいのに欠落していると思える価値、もっと成長させたいと願う優先順位の高い価値があるのだということです。
1 心と精神性の領域 (自分とつながる)
気づき・叡智・宗教的霊的要因・神や宇宙とのつながり・悟り
2 知性の領域 (知性や知識)
天才性・知識・情報と専門技術・広範囲の思考・真理の獲得
3 ビジネスの領域 (キャリアでの成功)
職務の遂行・仕事やキャリアの成功・社会の発展、貢献
4 お金の領域 (富)
富を蓄えること・慈善活動への参入・物心両面の豊かさ・発展繁栄
5 家族の領域 (親しい人との関係性)
家族との関係を築く・儀式と伝統・パートナーとの親密さ・家庭のユートピア
6 社会・人間関係の領域 (人脈や友情)
リーダーシップ・ネットワーク・友情・地域や社会への貢献
7 身体の領域 (健康や活力)
バイタリティ・エネルギー・スタミナ・健康・自信・魅力・美
※注:青字はドクターディマーニのものではなく、視点の幅を広げるためにビリーブセラピーが補足したものです
B 自分の関心領域が高いものはありますか?
上記の7つの領域の中で、あなたにとって関心領域が高いものはありましたか?
ひとつの大きなポイントとして、あなたが人生において「欠けている」と感じているものに、大きな価値を置いていることが多いです。それはどれでしょうか?
その欠けている部分を埋めたいと強く願う気持ちはありませんか?
他にも、あなたにとって価値の優先順位の高いものを見つけるヒントをディマーニのプログラムから紹介したいと思います。
- 家や職場などで、身近にあるものは何ですか?
あなたにとって、価値のあるものが置かれているかもしれません。
- 1日をどんな風に過ごしていますか?
自分にとって価値のあるものに多くの時間を割き、価値を感じていないものは先延ばしにしようとしているかもしれません。
- 何をしている時に元気が出ますか?
好きなことをしている時、人は活発になり、元気になります。
- 何にお金を使っていますか?
人はそれぞれの価値観に基づいてお金を使っていると言われます。
- きちんと整理がついていることは何ですか?
自分の中で価値が高いと思っている分野では、混乱や迷いはほとんどなく、うまくことが運べるものは価値が高いといえます。
- スキルを積んでいることは何ですか?
大事に思っていることは集中できるもの。あなたの最も熟達している領域は何でしょう。
- いつも頭の中にあるのは何ですか? どんな話題が好きですか?
興味のないことには、散漫になり、あなたの思考は、自然と自分が価値を置いているものに向かいます。
- どんなビジョンを描いていますか?
あなたは日々、どんなことを想像していますか?将来のことで空想にふける時は?
- 何に心を動かされますか?
あなたが感動して思わず涙が流れたり、惹かれるヒーロー、心が動かされた状況や瞬間に何か共通するものがありますか。
- 目標は何ですか?
現在、何を目指していますか? 7つの領域を思い出し、目標がどの領域に当てはまるか考えましょう。何かのための貯金、誰かと行く旅行、自分がなりたいもの、したいこと、持ちたいもの、努力していることなどを考えてみてください。
C 今の人生は自分が大切に思っている価値が反映されていますか?
人生をよりよいものにし、自分らしく生きていくためには、自分がどんなことを大切に思っているのか、どんなことに価値を置いているのかを知って、その価値に基づいて生きることで初めて、充足感や幸福感が得られるのではないでしょうか。
「人生の目的と使命を知る」というテーマでは、もっと深い考察が必要になりますが、まずは、自分が大切に思っていることや価値とかけ離れた人生を展開しているのだとすれば、自分の人生を好ましいものに作り上げていくことはできません。
ビリーブセラピーでは、よく自分が死ぬときのことをイメージしてもらいます。自分が死にゆく時に、「心から納得ができる幸せな人生を生きた」「自分を最高度に輝かせ、自分らしく生きられた」と思える人生はどのような人生なのか。「死の間際にいてほしい人は、どんな人たちなのか。その人達を思い浮かべ、その人たち全てに感謝できるような人生」とはどのような人生なのか。
いてほしい人は、その時点で生きていても、すでに死んでいてもいいのです。例えば葛藤を作った両親であったとしても、その後、自分が本当に幸せな人生を生きたなら、両親が自分を子どもとして生んでくれたからこそ、その素晴らしい人生を生きられたのですから、自然と感謝の思いがわいてくるものです。また独身の方で、今結婚したいか子どもが欲しいか、わらないでいる方でも、この死にゆく時のイメージをしてもらうと、パートナーの存在がいると出てくる方、子どもがいてほしいと思う方とそうでない方と、自然とイメージが出てくるものです。どんな仕事や役割を果たしていることが重要なのか、自分にとって大切だと思える人間関係や実現したいことはあるのか。このイメージワークをすると、そうしたことがわかってくるようになります。
多くの人は、現在抱えている、たくさんの枠組みや限界、悩みから、自分の未来を考えがちです。でも、それでは本当に生きたい人生の道筋や、自分らしい人生の理想が見えてくることはありません。現在から見るのではなく、ゴールである「死にゆくときに」最高の人生を生きることができたとしたら、それは、どんな人生なのかを考えることがとても大事になってきます。
このシンプルなイメージワークを行うと、自分にとって本当に大切なものは何かを知ることができますので、お勧めです。
ぜひ、今のご自分にとって、無理のない形で、自分の人生で大切だと思えること、自分を最高度に輝かせる生き方とはどのようなものなのかを考える機会にしていただけたらと思います。
【お勧めのセルフワーク】
・ご自分なりのセルフワークに取り組んでいる方は、引き続き行いましょう。 ・マインドチェンジに取り組めている人は、引き続きアファメーションとして日々の中で繰返していきましょう ・自分の強みが何かを知りたい人は、「VIA-IS」テストを行ってみましょう。 下記サイトから https//www.viacharacter.org/survey/account/register 言語を日本語表示にすると、実際に体験することができます。 ぜひ活用してください。 |
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