自信がない人が「自己肯定感」を高める方法―STEP2

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未解決の過去の心の痛みを癒しましょう

自分に自信が持てない人は、多くの場合、強い劣等感がある、自信を失うような恥ずかしい体験を持っている、両親から褒められることがなく否定されることが多かったなど、幼少期に何らかの原因を持っていることが多いと言えます。また、思春期や大人になってからは、失敗体験や挫折体験により、自己不信や劣等感が強くなっている場合があります。

さまざまな出来事を通して、自分に自信が持てなくなった人が、自己肯定感を高め、自分自身を信じられるようになるためには、大きくは2つのアプローチが必要になります。

1つは、劣等感や自信のなさ、自己不信の原因を知り、癒えていない過去の心の痛みを癒し、解消していくこと。

もう1つは、現在の自分自身に対して、積極的で肯定的な「思いの力」や「言葉の力」を活用し、効果的なマインドチェンジを図りながら、自分を信じる力を育てていくことです。

今回のSTEP2では、あなたが自分を信頼できず、自信を持てない原因にはどのようなものがあるかを見つめてみていただきたいと思います。そして、下記の手順に従って、リストアップしていきましょう。

幼少期から社会に出るまで

A あなたの人生にとって、今回のテーマに関係している、今思い返しても心の痛みやネガティブな感情を感じる出来事や、劣等感になっているものを、幼い頃の記憶から5つくらい、何歳頃で、何があったかをメモ程度に書き出してみましょう。

細かく書くき出す必要はありません。何歳くらいの頃に、どの様なことがあったか。自分が思い出せればいいので、例えば「5歳の時に、ジュースをこぼしたら、母親に強く怒られた」程度でOKです。 

※ 人によっては、非常に思い出すだけでつらい過去の記憶をお持ちの方もいらっしゃることと思います。本来、そうした問題は個人セッションでサポートさせていただいていますので、今回は、無理に書き出さず、苦しくなり過ぎないエピソードのみを取り上げるようにしましょう。

【幼少期から社会に出るまで】 

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大人になってから現在まで

また、大人になってから現在までの出来事で、原因と思えることを、簡単なエピソードのみ、書き出してみましょう。

 

【大人になってから現在に至るまで】

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できる方はセルフワークを行いましょう

C  書き出したことで、つらい気持ちや思いが出ていますか?

今の辛い気持ちや、書き出したエピソードの1つを取り上げて、STEP1で取り上げたTFTのセルフケアを用いて、感情の軽減を図りましょう。

まだ、実際のやり方を体験していない方は、この機会に下記動画を見ながら、今の辛い気持ちや、一つのエピソードを取り上げて、やってみてください。楽になられると思います。

動画のURLはこちらをご覧ください

【お勧めのセルフワーク】

・引き続き、毎日3分間、その日にあったストレスやネガティブな感情を取り上げて、TFTを気軽でいいので3セッション行いましょう。

・ご自分でできる方は、上記で取り上げた幼少期や大人になってからのエピソードを取り上げて、TFTを試してみてください。3セッションでは楽にならない場合は、少し多めにセッションをしてみてくださればと思います。

※ただし、辛すぎるエピソードや、自分ではむずかしいと思えるものは、決して無理をすることなく、今は取り上げないようにしましょう。

 

STEP2はここまでです。

今回の時点で、自分で取り組めそうだと思われた方、少しむずかしいと感じてしまわれた方がいらしたことと思います。

今は、自分でできるように思えない方も、これから先のステップの中で参考になることもあるかもしれませんので、くれぐれも無理をすることなく、読み進めてみてくださればと思います。

また、やれそうだという方は、ぜひ、取り組んでみてくださいね。やればやっただけ、楽になったり、後々の効果や変化につながっていきますので、ご自分のペースでいいので、焦らず、じっくり取り組んでみてくださいね。

 

 

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