心理カウンセラー・EFTセラピストになりたい人の魔法の言葉

こんにちは
やさしいビリーブセラピーの★ゆきです。

最近、NiziUというガールズグループが注目されてますね。
私も娘に紹介されて見たのがきっかけで。
YouTubeで、過去のものまで見たらおしまい!って思いながら、結局、最初から最後まで見ちゃいました!!
彼女たち一人ひとりの頑張りはもちろん、パフォーマンスも、JYパークさんの指導の仕方も、本当に素晴らしかったですよね。
何より、夢の実現ということでは、改めて思いの力と心の態度が大事なんだなと、たくさん教えられました。

素質としての歌と踊りとスター性は、東京合宿の時点での方々や、韓国合宿の方々でも、引けを取らない人は他にもいたのかもしれません。
今後、違う形で活躍される方もいるかもしれません。
でも、今回のメンバーに選ばれるところを分けたものは、彼女たちの思いの力と心の態度だったのかなと、理論ではなく、実際の姿から見せてもらったように思いました。

心の教えとしても、その通りなのです。
今回は、心理セラピストやセラピストはもちろん、人生を変え、夢を実現するためのシンプルだけれども、もっとも重要なカギについてお話ができたらと思います。

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私はできる!は最強の魔法の言葉

やさしいビリーブセラピーでは、「7つの魔法の言葉」をお伝えしています。

これまでにも「大丈夫」「ごめんね」「許してね」「ありがとう」「愛してます」5つの魔法の言葉はお話をしたことがありますね。タッピング手法としては、よりよい人間関係調和に、この5つの言葉がとても有用なので、一番ご紹介することが多いです。

でも、実はもう2つ、大切な魔法の言葉があります。

それが、「まあ、いいか(○○でいいんだ)」「私はできる」です。

「まあ、いいか」という言葉は、どんな問題に対してもオール・オア・ナッシングで、よいと悪いしかない傾向にある人には、特に重要です。
「自分はダメ」と否定してしまいがちな方や、完全主義的傾向が強い方には、普段の生活の中で何かジャッジしてしまうたびに、「まあ、いいか」と言っていける練習をするようにお伝えをしています。
カンタンな言葉としては、「まあ、いいか」ですが、実際の心理的態度としては、下記の記事で説明したように、「自分に許可を出す」ということでもあります。

「できない自分はダメ」という思いの強い人に、「ありのままの自分でいいんだ」とか、
「遅刻するべきでない」という思いの強い人に、「遅れることがあってもいいんだ」というような許可が出せるようになることに繋がっていきます。
「まあ、いいか」というのは、どうでもいいということではありません。ありのままの自分や状況に対して、許可が出せるようになることで、選択の幅を広げていく心の態度のことを言っています。

そして、もう一つが、人生を変え、夢をかなえるための、文字通りの魔法の言葉「私はできる」です。
やさしいビリーブセラピーでは、あまり希望の実現に対して、思いの強さやイメージングの大切さを言わないことが多いです。
それは、必要がないからではなく、それが最初からできる人は少ないからです。
自己実現やビジネスで成功したいと思っている人たちを対象に、成功哲学を教えているような人であれば、ポジティブシンキングやイメージングの大切さを教えていくでしょう。
でも、やさしいビリーブセラピーは、どちらかというと、今悩んでいる問題を抱えている人が、より良く生きるためのアプローチをお伝えしているため、まずは、ネガティブな感情や思い、ビリーフを刈り取ってから、あなたがなりたい心の種をまいていきましょうとお伝えしています。
自分の問題がある程度解決し、心のコントロールができるようになってから、自分の人生のミッションや希望の実現を図れるように段階を踏んだプログラムにしてあります。

ですので、「私はできる」という積極的な言葉を前面に出していないことが多いですし、「希望の未来を引き寄せる」希望実現タッピングセラピーでも、イメージングや思いの強さとは、まったく異なるアプローチで、願いを実現するアプローチをお伝えしました。

悩みを抱えながらも、希望を実現させていくためのアプローチとしては、この希望実現タッピングは、本当に力があると思っています。多くの皆さんに、もっともっと、使っていただけたらと願っていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

でも、本当にあなた自身の人生を変え、心の奥底からこの夢や理想を実現したいという人は、やはり、「私はできる」と言っていけるだけの思いの力と心の態度を養っていくことも、同時に視野に入れていく必要があります。

先程の虹プロジェクトを例に取れば、彼女たちはみんな、ガールズグループとしてデビューしたいという大きな夢をもって、それぞれが悩み涙を流しながらも、努力し続ける、その真摯さに、心打たれる人が多かったのだと思います。
「必ずメンバーになって、多くの人たちに笑顔を届けたい」という強い思いと、「そのためにできる努力を最後まで悔いのないようにする。必ず、私はできる。」という心の態度があったということでもあります。

客観的な考え方よりも、心の態度が大事

この虹プロジェクトの中で、「全員のデビューが不可能であったら、自分が思うNiziUメンバーは何人か」という企画があり、一人一人が個室に入って、メンバーの写真を選んでいくという企画がありました。
この時に、客観的に自分やグループ全体を見るという視点もありますね。自分を選ばないメンバーが二人いました。
客観的に見た時、自分が入るのがいいのか、自分はまだ実力や準備が足りていないのかという視点もあって、当然だと思います。
私自身、客観的に見てしまう癖がありますので、この感じはすごくよくわかりました。

私には強い思いをもって、ボランティアとして関わっている活動があるのですが、この活動におけるリーダーたちは、大変な状況の中でも、本当に前向きでポジティブな人が多いのです。
ところが、私は、客観的に状況を見てしまう傾向があるので、この状況でこのレベルの行動量では、この目標は達成できないだろうとか、考え方はポジティブでも現実化への努力が足りないので、そうはならないだろうというような思いが出てきてしまい、そう思ってしまう自分を扱いかねる感じを持っていることがよくあったのです。特に私が関われるのは、週に一回くらいでしたのでなおさらでした。

大変でも、現実化ができていなくても、いつも前向きでポジティブで、思いとして正しいのは、どう考えても、私以外の人たちです。
もちろん、自己の客観視ができることや状況の客観視ができることは、どちらも大切ではあるのですが、これは、普通の仕事レベルの場合なのだと思います。
でも、夢や理想を成就させるときに求められるのは、客観的に見ることだけではダメなのですね。

たとえば、実力はまだ足りないとして、それでもグループデビューという夢を果たしたいという時、どのように感じ、どのように思い、どのように判断し、行動すればいいのでしょう。

今回、虹プロジェクトの最初から最後まで見させていただいて、一人ひとりが色々な迷いや悩み、苦しさを抱いたであろう場面は、いくつも見え隠れしていました。
でも、最後はオバマさんではないですが、「アイ キャン(私はできる)」「ユー キャン(あなたはできる)」「ウイ キャン(私たちはできる)」と思えた人が強かったのだと思えました。
まゆかさんというメンバーは、地域予選でも保留、東京予選でも、歌もダンスも最下位から数えたほうが早いような順位で、ペンダントにつける宝石?も一つももらえず、それでも最後のテストで最下位で選ばれて韓国行きの切符を手にし、その後も、人柄はよくても大きな評価を得ていない中、パークさんから、舞台では最高の自分をキラキラと輝かせることをアドバイスされて、大きく変わっていかれました。

彼女のように、当初、たとえ実力が足りなくても、心の方向性として「私はできる」という方向に舵をしっかり切って、自分を信じて努力ができ、常に最善を尽くすという態度を示せた人、そして、それを自分だけでなく、周囲の研修生たちにもそのよう思え接することができた人が、スターになる可能性を認められ、選ばれたのだと思えました。
他のメンバーもそうですが、困難な状況のときこそ、この心の向きを積極的な方向、「私はできる」という方向に向けられる、あるいは、「あなたはできる」「私たちはできる」と思えることの重要性を、若い彼女たちの姿から教えてもらえた気がしました。

また、一人一人が特別な存在なのだと、一貫して温かい目、慈愛の目を持ちながら、時に厳しく適格に指導できるJYパークさんからも、指導者やセラピストとての在り方を学ばせてもらったように思います。

心理カウンセラーやセラピストにとって大切なこと

こうしたことは、私たち心理職を目指すものにとっても同じではないでしょうか。

心理セラピストや心理カウンセラーを目指す人が、まずなすべきことは「自らを癒す」こと。
自分の心の発見を通して、未解決の過去や傷つきを癒し、自己理解、自己受容を深めることなくして、人の心のケアはできないからです。

ですので、たとえ今、どんなに悩んでいる方でも、苦しみの中にある方でも、まずは徹底的に自らを癒そうと、ご自分の心を見つめ、真摯に自己変容を求めている方であれば、セラピストやカウンセラーを目指していただけたらと思っています。
必ず、その方の悩みや苦しみが、強みに変わる瞬間が来るからです。悩みの奥にある、その人にしかない、最も美しい輝きが現れてくるからです。
皆さんが、どのようなセラピストやカウンセラーになりたいのかは、人それぞれだと思います。

アメリカのように臨床心理士というプロになるには、大変な時間(9年間)とお金と、学びと、経験を積まなければなれない代わりに、なれば医師と同格の資格があるものと認められるので、仕事と経済は一定保証されるといえます。
反対にほとんどの心理資格が民間資格の日本では、「15時間でプロに」というような、非常に短時間で手軽にプロになれてしまうセラピーや団体もたくさんあり、本当に実力もあり、かつ食べていかれるようになるかというと、むずかしいのが現状です。
中には、このセラピーを学べば、お金が儲かって、人の役にも立てるという形で、広げているところもあるかもしてません。

でも、私は、人の心を扱う人が、お金が儲かるということが第一義にあって、そのうえで人の役にも立てるというような姿勢では、主と従を間違えていると思います。
人の役に立って、お金が儲かることは、何の問題もありません。それこそ、目指す方向だと思います。
お金儲けが先にあるのが、なぜ問題かといえば、そもそも人の心はお金儲けの道具にするようなものではないからです。
「心」こそが人間の本質です。どうか、心理カウンセラーやセラピストを目指す人は、自分の心であれ、人の心であれ、人間の本質である「心」に誠実に向き合おう、謙虚に向き合おうという思いをもって頂けたらと願っています。
そのうえで、自分がプロとして実力をつけていく中で、一つの成果として、あなたがどれほど豊かになっても、それは素晴らしいことです。

あなたが、なりたいと願う心理カウンセラーやセラピスト、あるいはインストラクター、講師としての夢や理想は、とても大事です。心は、本当に広さも深さも、高さもあるもので、悩みの解決に寄り添いたいと思う人もいれば、人の可能性の開花をサポートしたい人もいれば、1対1のセラピーよりも、講師活動を目指したいような方もいるかもしれません。悩みだけとっても、数限りのない分野がありますね。

ですから、自分が一番悩んでいる問題や、自分が一番興味をもって心惹かれるものにこそ、あなたのダイヤモンドはありますので、自分の夢や理想も、少しずつ明確にしていきましょう。

そして、夢や理想が明確になった時に、一番強力となる言葉こそ、思いこそ「私はできる!」なのですね。
特に他者援助をする立場にある者とっては、「私はできる!」「 あなたはできる!」「私たちはできる!」という目で、自分や人を見られるようになることは、とても大事なことだと思います。
今は、まだ、とても「私はできる」とは言えないという方もいるでしょう。
それでいいんですね。まずは、「まあ、いいか」「大丈夫」と言えるようになっていくこと。自分を癒していく過程で、自分や人に「ありのままでいいんだよ」と許可が出せるようになっていくこと、大丈夫だと信頼や励ましができるようになってことから始めればいいんですね。

そして、ある程度問題解決ができていると思えている方は、自分の具体的な夢や理想をひとつ取り出して「私はできる」と言ってみてください。それを言って、出てくる不安や自信のなさ、ネガティブな思いなどは、トントンして解放していきましょう。
そして、「私はできる」と繰り返し、この魔法のことばを繰り返しましょう。
私も、どうしても客観的事実に引っ張られてしまうので、困難や客観的状況が厳しい時に「私はできる」「あなたはできる」「私たちはできる」といえるようになるために、繰り返し練習しています。

客観的事実ではなく、自分がどのように感じ、どのように思い、どのように判断するか。
「自分が思っていることが自分自身」という言葉の通り、私たちの人生は「自分がどう思う」かで決まっていきます。

あなたがイメージすることができることがあなたであるのですね。

これこそ、私たち人間の心に与えられた魔法のカギです!
ぜひ、ご一緒に今の自分ができるところから、魔法の言葉を身に着けていきましょうね。

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