「こころカフェ」主宰者の★ゆきは、クリニックでは、以前よりグリーフケアやトラウマケアをさせていただいています。
その一方で、個人の仕事の方では、やさしいビリーブセラピーを立ち上げ、心の成長のためのグループワークも大切に考えてきました。
コロナが長引く中で、大勢の方が無意識のうちに恐怖心や不安感を抱え、そこに加わる死別による悲嘆や喪失体験は、これまで以上に苦しいものになっていると感じるようになりました。
コロナによる死者の増大も、海外の争乱も、国内での天災も、現代ではいつ、何が起きても不思議ではない状態と言えます。
そんな中、私自身、昨年母を亡くしたことをきっかけに、グリーフケアのための心の広場を開く必要を考えるようになりました。
私は、人間の本質が肉体ではなく、永遠の生命を持った霊的存在で、この世とあの世を転生輪廻しているという人生観、死生観を持っています。また、心のつらさを自分でケアすることもできます。
そんな私でも、高齢の母親が亡くなって、心が動くなら、そうしたすべをもたない方の心の痛みはどれほどかと思えました。
母のいなくなったリビングに入った途端、心の奥底から叫ぶように泣いた私でしたが、心が落ち着いたとき、母が「この家でグリーフケアの集まりをやってみたら」と言ってくれたように思ったのです。
当初は遠くの方にも参加していただけるようにとオンラインを考えていましたが、そうした場は、すでにほかのグリーフケアの機関でも用意されています。
今必要なのは、体面で実際につながりあうことではないかと、この4月より東京は目白の片隅で、少人数の方々で和やかな集まりを開催させていただくことにしました。
日本ではあまり語られていない「死生観」を大切に、シンプルでありながら効果的なセラピーも用いながら、グリーフのための心の広場、癒しの広場になれたらと願っています。
大切な方を失って、グリーフケアを必要とされている方に、最初は勇気がいるかもしれませんが、もう一つの「心の居場所」として、お気軽にご参加くださればと思っています。
Contents
「こころカフェ・グループミーティングのはじめに」
こころカフェがどのようなものであるか、参考になるかもしれませんので、毎回、最初に読み合わせる「こころカフェ・グループミーティングのはじめに」をご紹介しますね。
「こころカフェ」グループミーティングのはじめに
1 グループミーティングの目的は、喪失の悲しみを癒し、心の回復と人生の再生を図るためです。
2 私たちは、人の話を聞くとき、「愛とは聴くこと」「愛とは理解すること」であることをいつも思い出します。
相手の心に寄り添い、ありのままを受け入れながら、理解するつもりで話を聴くことを心がけます。
3 私たちは他の人の悲嘆と比較をすることなく、違いを大切に、相手から学ぶことができます。
4 グループに参加するのは、自分の問題に取り組み、自分自身を癒すためであり、自分で答えを見つけられるように、
自らの内なる導きをサポートしていくためのものです。
アドバイスをしたり、他の人を変えるためではありません。
5 グループミーティングで語ることは、どんな問題、体験、感情であっても、自分を理解し、受け入れていくプロセス
のために、心を開いて、自己を表現していきます。
そして、話したくないこと、やりたくないことに対しても率直でいることができ、尊重されます。
6 グループミーティングは、あらゆる年齢の人々が、互いに安心して分かち合い、繋がり合える安全基地であり、
心の広場です。
7 グループで分かち合った情報は、すべて秘密厳守です。
こころカフェについて
こころカフェは、2023年3月現在、お休みをさせていただいております。
ただし、ご質問やお悩み等ありましたら、遠慮なくお問合せくださればと思います。
■「こころカフェ」は、継続参加を推奨しています。
こころの癒しと回復のためには、毎月2回、合計10回の継続した参加を推奨しています。
ただし、ご事情のある方は、定員になっていない場合に限り、ご都合のいい時に参加していただくことができます。
【開催日】 現在休止中
グループミーティング+心理セラピーワーク(120分) / ティータイム(30分)
【開催場所最寄り駅】 JR目白駅・西武池袋線 椎名町駅・副都心線/有楽町線 要町駅
【定員】 5名
【参加費用】 10回 20.000円(税別)
1回 3.000円(税別)
※10回分をお申込みの方は、欠席されても、その分は1年間有効です。
【お申込】下記、アドレスまで、件名を「こころカフェ参加申し込み」としてお申込みください。
friends@jikotonotaiwa.jp 濱名幸子宛
※折り返し、原則24時間以内にお返事をさせていただきます。
(携帯からのご連絡の場合は、必ず、PCアドレスが受け取れるように、よろしくお願いいたします。)
限られた時間と空間ですので、ご参加になれない方も多いことと思います。
お辛い気持ちを抱えられている方のお心が、少しでも癒されていかれますように、心よりお祈りしております。
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